漫画「ラーメン大好き小泉さん」が飯テロすぎたのでみなさんと分かち合いたい一心でレポートするわ
近頃、本屋さんに平積みされている表紙を眺めているとやたらご飯のイラストが目に飛び込んできます。そう、世はグルメ漫画時代!
ぼくはあの手の漫画、どうにも苦手です。理由は「飯テロやめろお!」です。見てたらお腹減るよね。
しかもこーゆーの読むのってだいたい深夜帯だったりするんですよね。深夜に襲い来る飢餓感。やばいよね。悪夢ですよね。
さて。
今回ぼくが手に取ったのは漫画「ラーメン大好き小泉さん」です。
ぼくの味わったこの敗北感。当ブログをご覧の皆さまとも共感できるよう、わたしがんばってレポートするわっ!
◆ まずはコチラをご覧ください。
ふっふっふ。
さぁて、手始めにどうやって飯テロしてやろうかな……ふふふのふ。
決めた。決めました。
刮目せよ。これが飯テロだっ!
え、絵面ぁ……っ!
まるで食指が動かんぞ!
これが「ラーメン大好き小泉さん」なる作品です。だいたいお分かりいただけたでしょうか。
グルメ漫画の中でも「ラーメン」を題材にして、古今東西あらゆるラーメンを食べ尽くす!というのがコンセプト。
ただ悲しいかな…ラーメンが題材だけに、絵面の破壊力たるや。もうゴッテゴテです。チャーシューどんっ! 具材ゴツ盛り! こんなん一枚絵で見ても「おいしそう……」ってなるわけないやんっ!
なるわけ……
あらあら……?
あれ!? なんかおいしそうじゃない??
この漫画の最大のポイントは「主人公・小泉さんの豪快な食いっぷり」にあると思います。あんなゴテゴテで味も素っ気もないような一品が、小泉さんが食すだけで至福の逸品へと変貌するのです。
豪快!
ワイルド!
小慣れてらっしゃる!
つやっつや!
グルメ漫画のテンプレとして「とりあえず顔面崩壊させてヨガらせとけ」みたいなのありますけど、ちょっと待ちなさいよと。
グルメ漫画の醍醐味は「ストレートにおいしそうと伝わるかどうか」だと思うんです。見てください、この小泉さんのラーメンへの食いつきっぷり。
こんな人が横にいたら絶対同じメニュー真似して頼んじゃうよね。それくらいの親近感ある。
ちなみに普段の小泉さんはクールでツンとした美少女です。
こんな子に「豚野郎!」って豪快に罵ってもらえるっていう特別感も得られるよ。オススメ!
…ちがう。そーゆー売り方はしてないんだよこの漫画は……
◆ 変わり種系ラーメン「菊や」さん
ちなみに冒頭で出てきた超変化球ラーメンですが。
ちょこっと調べたら出てきました。実際にあるラーメン屋さんで、「菊や」さんというそうです。
ちゃんと食レポしてるブログ記事もあるみたいですよ↓
ぼくはこーゆー「ここでしかありえないもの」……まぁつまりゲテモノが結構好きなので、俄然食べてみたいです!
ただ、ぼくは同じくメニューにあった「ココアラーメン」のほうが普通においしそうで食べてみたいなー。
見た目はチョコレートフォンデュ? かとおもいきや、れっきとしたラーメン……
うぅむ。どんな味をしているんだ…気になる…気になるぅ。
他にもたっくさんメニューがあって、それがどれも変わり種系で埋め尽くされているらしいです。
ぼくは詳しいほうじゃないけれど、たぶんラーメン通にはメジャーなのかしら…?
◆ ぼくも触発されて行ってきました。
ちなみに。
この漫画に感化されてぼくが行ったことのあるお店をご紹介。
といってもいまやメジャーな全国チェーンじゃないでしょうか。
名前は「一蘭」さん。
お店の中は完全に孤立状態。事前に好みの味にカスタマイズできるのは素晴らしいサービスだなとおもいましたが、ぼくは最初立ち寄った時にはなにがなにやらわからず、結局無難な味つけになっちゃった覚えが……
わざわざ岡山から福岡まで食べに行ったのに。
ええ、そうなんです。我がアットホーム岡山にはないんです、一蘭さん。食べたくなって遠征しちゃった。えへへ……
せっかく行ったのに楽しくおしゃべりもできなかった……しかも無難な味つけで終わってしまった……終わってしまったんだ……!
正直、めっちゃ悔しかったです。
(コチラ↓2巻で実際に小泉さんの「豚野郎!」が見られるヨ!)