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Kindle三昧

小説とか漫画とかアニメとか。隠れた良作の楽しみ方を探求するブログです。

映画「ひるね姫」を観て。これはスクリーンで観るべきエンタメ!

 

 



アニメ映画ひるね姫 〜 知らないワタシの物語」を観に行ってきました。すごく熱血青春系の映画だった!
家族をテーマに据えた映画でここまでアクションシーンに白熱できて、うるっと涙腺に訴えかけてくる。そんな作品はなかなか類を見ないかもしれない。絶賛するくらいにはおもしろかったです!


せっかくなのでぼくの雑感をまとめて感想記事にしてみますね!

 


◆ 本作の基本情報。


神山 健治監督による作品。2017年3月18日より全国同時上映。
監督が手がけた代表作はざっと調べたところ攻殻機動隊S.A.C.」や「精霊の守り人なんかがあるみたい。
製作会社はプロダクションI.G!アニメ界隈では言わずと知れた「アクションアニメ映画」のビッグ3です。あとの2つ? …いや、そのへんを追及されると困るっていうか勢いで言っちゃっただけっていうか……ごにょごにょ。


映画の舞台が実はれぐるすの地元 岡山県にある児島という港町。のどかな田舎町の数少ないランドマークである「瀬戸大橋」は物語の随所で登場してました。
そんな理由もあって、岡山県内ではわりと上映前から告知が大々的に敢行。今年度の映画でも一際知名度が高かったです。
余談ですが、さすがご当地映画というべきかぼくが観に行った映画館はどのスケジュールでも満席御礼の飽和状態でした。そのあたりがすごく思い出深かったなー。


◆ 本編のかんたんな感想。


まず観に行った最大の理由が、ぼくの地元を舞台にしていたということ! すっごく単純な理由なのでした。


「地方を舞台にしたアニメ映画って、方言とか大丈夫?」って心配されるかもしれません。でも、現地人のぼくから見ても語尾が訛ってるだけの標準語に近い台詞になってたので、そのへんは心配ご無用かと。標準語っていうか、独特のイントネーションは関西弁に近いかも。


予告編での前情報で「ひるね姫」は夢の中の物語をテーマにした話として描かれていました。どちらかというと童話チックに、メルヘンな感じに。
ただし! その内容はわりと予告編で受ける印象とはちがうんじゃないかと、観ながら驚いちゃいました!


まず、物語序盤から変形ロボが出てきます。すごい! すでに少年漫画のような展開だぞ!
そうなんです。「ひるね姫」で描かれる夢の中の世界は「巨大ロボが出撃して戦いを繰り広げるロボット帝国」が背景にあるんです。
そして、その世界や大事な人を脅威から守るべく、帝国のプリンセス「エンシェン」が立ち上がる。そんなストーリー。


…と、ここまでは「夢の話」あくまでも。
夢があるなら、当然リアル世界もあるわけで。
そっちではエンシェンではなく「森川ココネ」として田舎町で平々凡々な女子高生をやってます。
ここの「ココネ」と「エンシェン」を行き来して、現実と夢の世界が相互にリンクしていくというのが本作最大のギミックとなっております。
夢で描かれる要素が、それぞれリアルのどこに当てはまるものなのか……そういった関係性を紐解きながら楽しめるようになっております。


本作のべつの魅力。映画大作ならではの「ロボットアクション」!
製作会社がめちゃめちゃ滑らかなアクションシーンを作る最大手だというのもあって、その気合の入れ方は尋常じゃないです。巨大ロボがぬるぬる動く!
そのレベルがどのくらいのものかというと、過去に手がけたアニメ「ハイキュー」「黒子のバスケ」「攻殻機動隊」「進撃の巨人」などなど…そのあたりをご覧いただければすぐにお分かりいただけるんじゃないでしょうか。プロダクションI.G、まじ作画キチガイの領域ですね。毎度毎度素晴らしいです。日本が誇る技術の真髄。

 

ここまでいろいろ「ここがすこい!」と技術的な話ばっかりが目立ちますが、物語の感動要素や青春フルパワーなところもしっかり押さえるところ押さえてます。

終盤のシーンは不覚にも鳥肌立ちっぱなしだったし、目頭熱くなるわ鼻の奥がつーんと痛くなるわでそれはそれは大変でした。さすがに大の大人が公然と泣きだすのは辛いシチュエーションだったから、そこだけはなんとか我慢の子。…なんか最近、めっぽう涙腺が緩くなった気がしたれぐるすでした。

 

唯一の欠点は、夢世界と現実世界があっちこっち縦横無尽に切り替わるので、そこで状況整理が瞬時にできにくい場面が何箇所かある、というところでしょうか。平たくいうとどこの時系列に飛んだのか、ちょっとわかりにくい。

あとでよくよく整理をつけたら「あっ、そーゆーことかー」ってすぐに飲み込める程度にはなってるんだけどね。たぶんお子さんなんかが観ても「複雑すぎて置いてけぼり」って事態には陥らないと思います。

 

娘と父親、そして母の愛が存分に詰まった物語! 駆け出すココネちゃん、健気! ココネパパの奮闘ぶりがかっこいい! 家族愛に震えろ、渋メンお父さんに惚れろ。

ぜひとも劇場にはご家族のかたも足を運んで、この感動を共有していただきたいですね。


◆ れぐるす的「イチオシ」ポイント!


他の要素が注目されがちでたぶんあんまり話題にならないと思うのだけれど…ぼく的には、下村陽子さんが手がける幻想的な音楽がすごくイチオシです!
実はこのかた、もともとはゲーム音楽に携わってきた御方。ぼくの知ってる中だけでもスーパーマリオRPG」だとか「スマブラX」「ゼノブレイド」と、つぎつぎと大作ゲームが名を連ねてくる。実はそんなビッグネームなアーティストさんなんです。
随所で流れてくる挿入歌はもちろんのこと、主題歌「デイ・ドリーム・ビリーバー」も素晴らしい出来。

これを劇場のスケールで聞くというだけでも、映画館に足を運ぶ価値があるというものです。たぶんこれはご自宅の30〜50インチの液晶では味わえない迫力だと思うので、この機会に味わうっきゃないよ!


どうやらYouTubeでも公式でフルPVが視聴できるみたいで、チェックしてから観にいってもまったく問題ないと思いますよ! ぜひぜひ。


たぶん「ひるね姫」のサントラ・主題歌アルバムが出たらすぐにぼくはポチると思う。うん、かんたんに予想できてしまうな…


◆ 前日譚にあたる外伝も公開中とのこと。


本作の外伝にあたる作品がどうもHuluで配信されているそうです。

タイトルは「エンシェンと魔法のタブレット

残念ながらぼくは加入者じゃないので観られていないのですが。すっごく気になっちゃうな…!

 いずれレンタルされるだろうから、それまで待ちかなあ。