漫画「アクマゲーム」が今週号で最終回!
◆ アクマゲーム195話「これから」
今週号(2017/03/08 発行)のマガジンで最終回となりました。
当ブログでも以前、アクマゲームについて取り上げました。↓こちらの記事です。
漫画「アクマゲーム」にどハマりしたので、この魅力を斎藤 初君の画像集でお伝えします - Kindle三昧
2月21日の記事でぼくが斎藤 初くんを大絶賛してから、約1年を経て。
実際の連載期間としては2013年の号からスタートしたらしく(ウィキペディアより参照)、約4年も続いたようで。
4年で完結した作品ってどんなのがあっただろうと思ってざっと調べて見たら、週刊少年ジャンプの「バクマン。」「魔人探偵脳噛ネウロ」なんかが該当しました。ちなみにまったくの蛇足なんですが、同じくジャンプ連載の「HUNTER×HUNTER」は一時期、4年間も休載してたときがあったみたい。じゃ、ジャンプの大御所すげえ…
…おいおい! こぞってアニメ化までしたような作品じゃないですかー! 4年の連載ってだいぶ人気がないとできないはずですし、そりゃそうだよなあ。
マガジンさんってば、けっこうメディアミックスには力入れてらっしゃいますし、アクマゲームもせっかくだからアニメにしません…? つい最近完結した同誌の「山田くんと七人の魔女」もアニメ化してたじゃない。その勢いのままやっちゃえばいいじゃない??
…なんか、アニメ化よりも先にマガジンの場合だと実写化しそうな気がしますけれど。「神様の言うとおり」も手がけた三池崇史 監督あたりがしれっと映画にしそうなイメージ…
せっかくだからアクマゲームが堂々たる最終回を迎えた記念として、ぼくも電子版のマガジンをポチッておきました。まあ記念っていうか、センターカラーをきちんとカラー絵で見たいなって目的だけなんだけどねっ!
アクマゲームは完結を機に単行本も揃えるつもりです。ただね、いくら電子版でもカラーイラストが載ってるのはマガジンのほうだけなんだよう。ついついコレクター魂が刺激されちゃいましてね…無駄な買い物とはこういうことをいう。
◆最終回でも織田照朝VS上杉潜夜! 綺麗な締めくくり!
それぞれの未来の話がダイジェストで垣間見ることができましたが、照朝くんと潜夜くんは最後までゲーム勝負をして。いいですね、この宿命のライバルっぽさ。相変わらず手玉にとられる照朝くんもイイ感じ。これぞ潜夜節といったところ。
しかし、この感じからすると本作では潜夜くんがやっぱり人気高いんだろうか…そっか…ぼくがイチオシの初くんは世論的にはイマイチでしたか…そっか…
あれか。やっぱり名前のせいか。潜夜くんは「上杉」でいかにも大物っぽいですもんね。斎藤初って、名前が微妙だったのか…! きっとそうだ…っ!
なんか、初くんだけイメチェンしてるしね!
いやセットを変えただけなんだろうけどさ! 最終回だっていうのに他のみんなは変わらずで「そうかー。あんまり時間経過してないってことなのね」とぼくが納得していたというのに。まさかの初くんだけ変わっておる!! なんなんだぜ初くん。絶対君主さまはこーゆー時でもゴーイングマイウェイなのかよ。
アクマゲームを影で支えてきたのは初くんだと思うんですよ、ぼくは。斎藤初くんが出てきてからのアクマゲームはなんかすごくおもしろかったんですもの。
初くんが出てくるだけでおもしろいと証明するシーンがコチラ↑
真剣にゲームをしているはずなのに、なんだろうこのシュールな会話…たぶん、この頃からアクマゲームがシュールギャグ路線にひた走るようになった気がする…そうか。初くんが戦犯だったのか。
アクマゲームは後半になるにつれて、心理戦によるゲーム的な駆け引きのおもしろさはもちろんのこと、ゲーム中のギャグが加速していったような気がします。
ほんと、トーナメントの決勝戦で「ついに斎藤初くんが本気になるぞっ!」って思ってたらギャグ一辺倒だった時の衝撃よ…なんなんだよ「にらめっこ」って…初くんの扱い、完全にピエロじゃないですか…
なお、グングニル(敵組織)のみなさんはどーなった?というところにも、いちおうフォローが入ってました。
「靴も舐めるぜ!」って言い切っちゃうあたり、ちっとも有能そうじゃないんですが…! 照朝くん、キミは人事には向いてないんじゃないだろうか!
(雇用理由も「おれの責任でもあるし…」みたいな憐憫の情からだしね…ホントに大丈夫か、織田グループ)
ともあれ「グングニルの人たちもいろいろ悪どいことやってたけど、れっきとした社会人なんだよ」ってところを示していたのは私的にツボでした。こういう敵役にもフォローを入れる姿勢、すっごく好きです。
あと、忘れてはならないのがラストバトルで犠牲になったひとびと。
ここのシーン。最終回冒頭のものだったのですが、「岡本 龍肝」って墓標に刻まれているのをみて泣きそうでした。お、岡本さん…!
ということは、あのラストバトルの暗黒空間もいまなお消えることなく存在してるってことなんですよね…ラストバトルを象徴するあのオブジェ…きっと観光名所にされるよね…やめよう、ぼくの発言はいろいろと台無しである。
22巻で最終巻。堂々完結、ということみたいで。
それが出る頃には全巻まとめて買いましょうかね。
マガジンで毎週追ってはいたんだけど、ちょっと記憶が曖昧なところも多いもので…とくに照朝パパの過去話。あのへんはじっくり読み直したいなあ。