オシャレ漫画「DOGS bullets&carnage」の三輪士郎絵がカッコよすぎる
三輪士郎先生による漫画「DOGS bullets&carnage」!
誰だろうって人も、もしかしたら「supercellのキャラクターデザインをしていた」というとわかる人もいるんじゃないでしょうか。
一番メジャーなところでは、supercellの「君の知らない物語」CDジャケットなんかを担当されてましたね。
すらっとしたシルエットの絵にアメコミちっくな力強い影の入れ方が特徴的。三輪士郎先生のイラスト、超カッコいい!
そんな三輪士郎先生の描く「DOGS 」について簡単にご説明。
架空のスラムで生きるチンピラたちによるガンアクション西部劇風ストーリー!
正義も悪も関係なし! 暴力渦巻くアンダーグラウンドで繰り広げられるお話です!
多分万人受けしない作風だというのは重々承知のうえで…ぼくが好きだからっ!その一点のみにかけて!ご紹介させてくださいっ!
雰囲気だけでいうと、いつぞやアニメでやってた「Gangsta/ギャングスタ」に近いかもしれません。
あとは、そこに「BLEACH」のようなスタイリッシュさが合わさり。平たくいうとオシャレ系です。スタイリッシュアクションです。銃と刀のファンタジー。ぼくの好きなB級アメリカ映画なんかでありそうなやつ。そして、たぶんこれを書いている作者の三輪士郎先生も絶対B級映画好きだと思うんだ。
こんな感じの刀剣女子も活躍するよっ!
全体的にスクリーントーンを多用しない作風で、シンプルゆえに荒くれ者たちの住むDOGS 世界の「退廃感」であったり「残酷さ」であったりがより克明に伝わってくるのですよね。映画でいうと「シンシティ」だとか「スリーハンドレッド」なんかのアメコミちっくな描写といえば、かなりイメージしやすいと思います。
ぼくは今も昔も中二病患者なので余計にハマりやすいのかも。たぶん、テイルズだとかファイナルファンタジーみたいなゲームにかぶれている人だとより楽しめるんじゃないかと思います。
逆に、今のところストーリーに目新しさがないのでスタイリッシュアクションを楽しめるかたじゃないとあんまりオススメできないです。ここが万人受けしないであろう所以かな。
まぁなんのかんの言ってますが…
チンピラ系男子がカッコよければそれでいいですよっ!
これがチンピラ系主人公のハイネくん(左)と、相棒のバドーくん(右)
いつもおうちに帰ってくるときに服をボロボロにしてくるヤンキーです。修繕するおかあさんの気持ちもちょっとは考えなさい。おかあさんがこの世界にいるのか謎だけど。
あと敵対勢力というかちょっかい出してくる人もこぞってチンピラなんですが、
ぼくイチオシ。イッちゃってる系イケメン・曲刀おにーサン。
刹那的快楽主義者なうえに、刀剣女子を妹に持つブラコンです。だいたいいつも妹を殺そうとつけ狙っています。ブラコンをこじらせた殺人鬼です。そして変態です。
この人が出てくるだけでおもしろくなるのは、たぶん作者さんの愛がこもっているからだと思います。
Dogs, Vol. 1: Bullets & Carnage
- 作者: Shirow Miwa
- 出版社/メーカー: VIZ Media: VIZ Media
- 発売日: 2012/09/24
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