異世界殺伐ラノベ「異世界迷宮の最深部を目指そう」の魅力を開けっぴろげに語っていただきました。
2017年某日! れぐるすの会社仲間を集めて急遽、語らいの場が設けられたっ!
題して、「異世界迷宮の最深部を目指そう」の良さを広めたい座談会!
◆テーマになるのはこちらの本!
「異世界迷宮の最深部を目指そう」!
この作品の魅力をテーマに、お酒を片手にわちゃわちゃと語っていただきました。
◆ 登場人物紹介!
同僚くん
どんな飲み会でもオタク談義をはじめる。消費社会が生み出した闇。
「ぶっちゃけ、1〜2巻まではウォーミングアップです。面白くなる3巻まで一気に読んじゃいましょう」
センパイ
大阪が生んだみんなのオカン。
「後輩ちゃんだけは汚させへん」
後輩ちゃん
自画像なにがいい?って聞いたら「マグロっ!」って答えた。現代社会が生んだ闇。
「カシオレおいしい」
れぐるす
肩身が狭い。
◆ トークスタートです。
同僚くん「はい、というわけでまったり語っていきましょーか」
センパイ「まずはこの作品ってどんな話? ってところから教えてください」
同僚くん「『異世界不幸人つめあわせラノベ』です」(不幸人つめあわせラノベ??)
センパイ「めっちゃわかりづらいわ」(関西弁??)
同僚くん「先輩センパイ、今日はブログに載せるから関西弁は封印ゆーてませんでした?」
センパイ「もー知らんわ。ちゅーか、アンタもちょいちょいエセ関西弁やめーや。博多人やろジブン」(同僚くんは酔うとエセ関西弁はいります)
後輩ちゃん「話もどしましょセンパイ」
同僚くん「あ、はい」
センパイ「あ、はい」
同僚くん「いやね、読み進めていったらみなさんわかってもらえると思うんですよ。ただね、読んでないとさっぱりイミフメイでしょ? なんのこっちゃわかんないでしょ。だから、ね。買お? みんな買おう」
センパイ「投げっぱなしか」(未読組にも伝わるようおねがいします)
同僚くん「だってあらすじっていってもいろいろ話が入り組んでて複雑なんですもん」
センパイ「まぁなー、ゆーてもアレやろ? これこれ、これラノベやんな?」
同僚くん「あ、はい。これ表紙絵です」
センパイ「はいきたー。主人公×ヒロイン!」
同僚くん「かわいいでしょ?」
センパイ「かわいい」
後輩ちゃん「かわいい」
同僚くん「はい、テンプレ合いの手ありがとうございます」(お約束?)
センパイ「ラノベによぅあるやんか。主人公がヒロインを取っ替え引っ替えしてな。ちぎっては投げ、ちぎっては投げ系のハーレム」(ラノベあるある:ハーレム)
後輩ちゃん「あと主人公がめっちゃ強いってやつですよね」(ラノベあるある:主人公がつおい)
センパイ「いわゆる『バトルも恋愛も俺ツエーやべー系』やんな?」
同僚くん「いいところに目をつけました。みなさん、表紙絵をみたらたぶんそう思うんですよ。表紙だけ見たらね」
センパイ「なんやジブン。もったいぶるやん」
同僚くん「ふふふ。これを見てちょーだいよ」
センパイ「やらしい」
後輩ちゃん「セクハラ」
同僚くん「まって待って。まちがえた。今のなしで」
センパイ「ほんまやらしーわー。完全に主人公、いたしちゃってるやん?」(いたしちゃってる??)
同僚くん「アンタ、これブログに載るばい? あんまベラベラ喋ったらいけん」(センパイ、それ以上はダメです)
センパイ「やかましいわ。作品紹介にかこつけて女子に『いたしちゃ絵』見せるセクハラマン」(いたしちゃ絵??)
同僚くん「ほんま…すんません」
センパイ「あたしはえーけど。な、後輩ちゃんに見せるのはな、アカンで? ほんま。それだけは許さへんから。いくらアンタでもな、アカン。後輩ちゃんだけは汚させへん」(たまに出るセンパイのガチトーン説教)
後輩ちゃん「センパイ…トゥンク」(セルフ擬音??)
同僚くん「この後輩、手遅れな気がするわぁ」(座談会メンバーはもう手遅れです??)
後輩ちゃん「ホントはべつの絵を見せたかったんですよね?」(進行役が板についてきた後輩ちゃん)
同僚くん「そーそー。こっちこっち」
センパイ「グロいわっ!」
同僚くん「よく近寄ってみてください。これね、ヒロインと主人公なんですよ。それがね、心臓むさぼってるんです」
センパイ「ちょおちょおちょお、まってまってまって。あたしマジでこーゆー系のムリ。えっぐいわあ」
同僚くん「これ、最新刊の表紙です。お近くの書店で見れます。買おう?」
センパイ「アンタけっこーSよな。隠れSやな」(同僚くんは隠れSです)
同僚くん「こんなふうにね。この作品はどっちかゆーたら『ダークファンタジー』なんです。主人公とヒロインがいちゃいちゃしてるように見えるシーンもありますけどね。だいたいアレです。悲劇への伏線ですからね」(いちゃいちゃ⇒絶望??)
センパイ「なんでアンタもれぐるすも揃ってそーゆーの好きなん? ほんまはマゾなん?」(センパイ、ぼくを巻き込んだらあきまへん)
同僚くん「まあ『ダークファンタジー』ですからね。出てくるヒロインみんな超ド級の闇を抱えてるんです。ほら、『ダークファンタジー』だから」
後輩ちゃん「ダークファンタジーってそんなでしたっけ?」(ダークファンタジーとは。)
センパイ「ジブン、ダークファンタジーって言いたいだけやんけ」(気に入ったフレーズを言いたいだけ?)
同僚くん「はい、ヒロインの絵。どんっ」
センパイ「かわいい」
後輩ちゃん「かわいい」
同僚くん「ありがとうございます」(お約束。)
◆ 脱線することおよそ20分。とうとうあらすじ説明に入ります
同僚くん「じゃあ大きく分けて話しますね。今発売してるのは1〜8巻まであります」
後輩ちゃん「はい」
同僚くん「長編なのでそれぞれの巻で目的が変わるんですよ。コロコロコロ。2〜3巻は『聖誕祭編』。4〜6巻は『武闘大会編』。7〜8巻は『南北戦争編』」
センパイ「なるほどなぁ。『ワンピース』でいうと島を練り歩くみたいなもんやな」
同僚くん「センパイ、ワンピース好きですね」(センパイの愛読書:ワンピース)
センパイ「『俺ガイル』でいうと依頼ごとに話を追っていく感じやんな?」
同僚くん「センパイ、ほんま俺ガイル好きですね」(センパイの愛読書:やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。)
センパイ「由比ヶ浜結衣ちゃんはイイぞ。おっぱいおっぱい」(おっぱいおっぱい??)
同僚くん「なんで男性目線なんだよ」(センパイはおっさんくさい??)
センパイ「どっちかゆーたら百合やねん。結衣×雪乃で結ばれてほしい。八幡はすみっこおってな、賑やかしやんな」(主人公がいらない??)
後輩ちゃん「センパイ、この作品について語りましょ」
同僚くん「あ、はい」
センパイ「あ、はい」
後輩ちゃん「1巻はナニ編になるんですか?」
同僚くん「あー。1巻はね、『異世界迷宮の最深部を目指そう編』です」
センパイ「どゆこと?」
同僚くん「この作品のタイトル、『異世界迷宮の最深部を目指そう』じゃないですか」
センパイ「ふんふん」
同僚くん「なんでこのタイトルかっていうと、主人公の最終目標が『迷宮の奥を目指すこと』なんですよ」(主人公の最終目標は『迷宮の最深部に行くことです』)
後輩ちゃん「はい、ここで主人公のジークフリート=ヴィジターさんのフリップがこちらです」(フリップどんっ!)
同僚くん「あ、おふねに乗ってる黒髪の彼ですね、主人公」
センパイ「めっちゃイケメン。」
同僚くん「ちなみにれぐるすはこの表紙絵に一目惚れして、見た瞬間1〜6巻まではアマゾンでポチったらしいです」(マジ。)
センパイ「ほんまれぐるすはそーゆーとこあるよな」
同僚くん「このコはね、異世界に突然召喚されて、途方にくれるんです。どうしましょ、って。それが最深部まで行けば奇跡が起こるって話を聞いて、ヨッシャ、行きますか、って」
センパイ「異世界での目的が見つかるわけやな」
同僚くん「それで地下迷宮に足を踏み入れて、どんどん最下層を目指していくんですよ。ゲームでもよくあるじゃないですか。地下迷宮をどんどん踏破していくやつ」
センパイ「あー、読めました。コツコツコツとレベルアップしながらどんどん強敵を倒していくんやね」(展開が読めました。)
同僚くん「そーなんですよ。10層ごとにボスモンスターとかいたりしてね」
センパイ「ボスクラスになると1人だけじゃ勝てないから、仲間とも結束したりしてね、ドラマがあるわけやね」
同僚くん「そーなんです。まぁ、10層にいるはずなのに、いきなり20層のボスがやってくるんですけどね」(10層に20層のボスがやってくる??)
センパイ「!?」(流れが変わったことを察知したセンパイ)
同僚くん「あと、10層のボスと30層のボスを地下世界から連れ出して、パーティー組んだりとかですね」(10層、30層のボスと一緒に冒険する??)
センパイ「は? ボスとパーティー組めるん? 夢やん。全RPGファンの夢やん」(ボスを仲間にするのはゲームプレイヤーの悲願?)
同僚くん「それ以降、とくに迷宮の中で特別なイベントはありません。だいたい地上が舞台です」(『異世界迷宮の最深部を目指そう』は2〜8巻まで地上が舞台??)
センパイ「ちょぉ、それもうタイトル関係ないやんけ。最初のコンセプトどこいったん」(作品名を揺るがしかねない??)
同僚くん「それでもっ! 『異世界迷宮の最深部を目指そう』なんですっ!!」(?)
後輩ちゃん「なんでそんな必死なんですか」(ファン特有の力強い作品肯定)
◆ 未読のかたにココを読んでほしいっ!『異世界迷宮の最深部を目指そう』の見どころを語っていただきました
同僚くん「この作品は3巻からが本番です。」(3巻からが本番??)
センパイ「せんせー、1〜2巻はどーなるんですかー? テストに出ないなら勉強しなくていーんですかー?」(小芝居??)
同僚くん「あー、それね。ぶっちゃけ、1〜2巻はウォーミングアップです。流し見くらいでもぜんぜん構いません。面白くなる3巻まで一気に読んじゃいましょう」(暴論。)
センパイ「ちょぉ待てや。わざわざ『1〜2巻も見所あるでー』って感じのわかりやすいフリしたやん。めっちゃぶら下がりやすいフックをスルーしおったな」(センパイなりの気遣い??)
同僚くん「1〜2巻では世界観の説明がわかるだけで十分です。むしろそこの流れで本を閉じてしまうくらいなら、さっさと切り上げて3巻を読んでほしい。もっと欲をいえば6巻まで読んでほしい。さらにいえば8巻まで読んでほしい」(饒舌)
センパイ「なんや、急に早口になりおった」(ファン特有の熱い作品語り)
同僚くん「ホント、巻を追うごとに尻上がりで盛り上がっていくんです。どんでん返しなんて当たり前。油断してたらねっ、すーぐ絶望の淵に立たされちゃいますよっ!」(絶望の淵に立たされます??)
後輩ちゃん「大丈夫ですか?? そのPRでいっちゃっても本当にいいんですか??」(広報担当の人選ミス??)
同僚くん「大丈夫です! 逆境、逆境、また逆境で、畳み掛けるような絶望の嵐! それをどうやって主人公がひっくり返すのか! そこがこの作品の熱いところであり、深いところなんです!」
センパイ「女のコのムフフも見れるよっ!」
後輩ちゃん「熱烈なPR中にちょいちょいクールダウン挟みますね」(センパイがバランスを取っている?)
同僚くん「まー、ホントにね、作品を通してめっちゃおもしろいのにね、1〜2巻で足踏みしてるのはもったいないんですよ。どうせ1〜2巻なんて『ヒロインの腕が吹っ飛んだりヒロインの罵倒プレイ、放置プレイ、陵辱プレイ』くらいしか見所ないんですから」(ちょいちょい飛び交う暴論。)
センパイ「ジブン、やっぱ人選ミスやわ」(広報担当が足を引っ張っている。)
後輩ちゃん「その手のマニアにも親しみやすい作品になっておりますっ!」(?)
センパイ「後輩ちゃん、いきなりなにぶっこんでくんの。無垢なままのキミでいて」(次の広報担当もダメだ)
◆ 熱弁はまだまだ続いた。ーーしかし、未読組のかたのためにそれが表に出ることはないのであった。
同僚くん「熱い作品愛にふれて、どうでした?」
センパイ「ビールがおいしい」
後輩ちゃん「カシオレおいしい」
同僚くん「おれの愛が届いていない。」(絶望。)
センパイ「大半がネタバレばっかりだった」
後輩ちゃん「いいから全部貸してください」
同僚くん「オタクの肩身は狭い。世知辛い世の中」(酔いが覚めてきた??)
センパイ「まぁ、ブログに載せられるくらいの話はしたし?」
後輩ちゃん「まだまだ語り足りないし?」
同僚くん「2軒目、いきますか」
「「「れぐるすのおごりでっ!」」」
れぐるす「」
◆ れぐるすの『わたくしごと』
さて、今回こんなかたちをとったのは、『異世界迷宮の最深部を目指そう』という作品を語るうえで、どうしましょーと悩んだからでした。
ぼくの言葉で語ることはカンタン…………じゃあ、ないっ!
ちっともカンタンじゃありませんでした。
実際に語ろうとなると、どこを切り取ってどこをピックアップしてどこをクローズアップ現代するのか、まったく整理できなかったからです。
時間が過ぎて、自分の言葉で語りつくせるようになったら、ブログに書き起こそう。そんな悠長なことを考えているうちに早くも年の瀬が過ぎてしまいました。
こりゃ、自分の言葉ではムリだと思い、こうして座談会というかたちで知人に協力していただきました。(えっ、飲んで騒ぎたいのが本音? いやいやぁ、そんなまさかー)
ゆえに、今回のトークでぼくが口を挟んでいるところは積極的にカットしております。ぼくの好みで話し出したらですね、きっと収まりが悪くなると思ったので。
ちょうど、『異世界迷宮の最深部を目指そう』の1〜2巻が重版かかりましたよーっ!
っていうニュースも小耳に挟んだところだったので。まあ、ちょうどタイミング的にも良かったんじゃないかと。
- 作者: 割内タリサ
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